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安藤裕也さんのブログ"Nomad Life In Australia"より【オーストラリアの人口増加と不動産事情】
  久しぶりの更新となってしまいました(;^_^A
前回の更新は4月下旬。まだまだ残暑が続くシドニーでしたが、今はすっかり冬となりました。
シドニーの冬は、朝晩の気温は10度前後、日中も20度くらいしか上がらず、夏場は20時まで明るかったのに17時には暗くなり、雨も多くなります。
アウトドアを楽しむにはちょっと残念な冬ですが、光と音の祭典「ビビット・シドニー」や、シドニーフィルムフェスティバルなどアート関連のイヴェントが多く行われたり、フード&ワイン関連やランニングやスポーツ関連のイヴェントが多いのも冬の特徴です。冬には冬の楽しみ方がありますね。また夜が長いこの時期、自宅でゆっくり読書や勉強などに勤しむのもいいですね。

さて今回は、知人が参加したシドニーの不動産事情に関するセミナーでの情報をシェアしたいと思います。

講師の方は、オーストラリア移住歴約40年の大先輩。移住当時の1970年代初め、オーストラリアの人口は1200万人(うちシドニーは約300万人と、4割を占める)だったそうですが、この40年で人口は倍増。今の人口は2400万人になりました。(シドニーは480万人。)そしてこの人口増加の流れはまだまだ続くと予想されています。
オーストラリアの人口は、毎年約41万人増加しており、その増加率も10年前と比べて1.6倍と加速傾向。日本の人口が毎年93万人減少しているのとは対照的な動きですね。

この人口増加は、先進国の中ではトップクラスの出生率(女性一人あたり1.9人)の他に移民受入によるものです。特に医療関係の移民が顕著で、毎年5000人の医師と看護師が移民としてオーストラリアにやってきています。(実際、この国では看護師は不足気味なので、永住ビザ取得のハードルも相対的に低いです。)

そして意外なのは日本人の海外居住先として、トップのアメリカ(41万人)と2位の中国(15万人)に続く3番目(8万人)ということ。1位、2位との差が大きいですが、やはり住みやすい国という事なんでしょうね。

私の住むシドニーの人口は480万人ですが、これが15年後の2030年頃には560万人にまで膨れ上がっているようで、その為に必要な住宅戸数は約55万戸だそう。
現在のところ住宅供給数は年間約3万戸に対して、人口が約6万人のペースで増加しているので、全く供給が追いついていないですね。
またインフラの整備が遅れている郊外に新たな住宅街を作るのは2割程度に留めて、8割は既存の街の再開発で戸数を増やしていくというのが州政府の方針。なので高層のアパートメントがどんどん増えて中心部の人口密度が上がって行くんでしょうね。私の場合、どうせオーストラリアに暮らすなら、多少不便でもノンビリと暮らせる郊外が良いなと思いますが。

そんな人口増加の勢いに伴い、オーストラリアでは不動産バブルがもう何十年と続いています。
ただでさえ人口が増加しているのに、中国人を始めとした海外投資家がオフザプランと呼ばれる完成前の住宅を買い漁っており、1億、2億のマンションの一室が販売開始と同時にあっという間に完売状態です。
それにより値段がまた釣り上がっていくといき、庶民はもはや手が出ないレベルです。
中古住宅にしても同様で、一見ボロ家の築50年の戸建てが1億近くで取引されています。当時新築で買った価格の4〜5倍にまで膨れ上がっています。もはや異常と言わざるを得ない状況です。

一体いつまでこのバブルが続くのかは誰にも分かりませんが、日本と異なり輸出資源に恵まれ、地理的にも緊迫した外交関係が無く、大地震など国家レベルの災害リスクが無いオーストラリアはある意味でラッキーな国かもしれません。

2000年以降の資源ブームも陰りが見えたと言われて数年経ちますが、実際シドニーの街を歩いてもそんな不景気の気配は感じられません。
今後の行く末は資源の最大輸出先である中国をはじめ、アジア経済の成長が握っていると言えそうですね。
| CEO桐山のお勧めの記事 | 22:00 | comments(0) | - | - |