CATEGORIES
CALENDAR
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< October 2017 >>
SELECTED ENTRIES
RECENT COMMENTS
  • アジアクリックさんの記事『カンボジアで日本食ブーム!人気日本食レストランに共通する特徴とは?』
    makoto (01/27)
  • インタビュー連載vol.4 龍山秀一さんへのインタビュー総集編
    山崎 (09/07)
ARCHIVES
MOBILE
qrcode
PROFILE
OTHERS

 

ノマドライフクリエーター達の自由で活動的な日々を紹介しています。
<< 梅川会計事務所マーケティングマネージャー 相馬浩基さんの記事【僕のお気に入りはこれ!】 | main | (株)オフイスオウ:取締役会長 小川 正さんの記事【週刊・中国情報:2014/08/18】 >>
安藤裕也さんのブログ"Nomad Life In Australia"より【日豪EPA協定締結】
 すっかり真冬のシドニーです。
日本より温暖とはいえ、朝晩は気温が10度前後まで下がりかなり冷んやりするので、通勤時にはコートが欠かせません。
とは言え日本の真冬に比べたら暖かいはずですが、すでに体がこちらの気候に適応してきたのか、寒い寒いと震えながら街を歩いています。

さて、そんな春がとっても待ち通しい冬のオーストラリアに、安倍首相が先月来豪しました。

日本の首相がオーストラリアを訪問したのは、2007年以来の7年ぶりだそう。実はその時も第一次政権時代の安倍さんでした。

普段から日本のニュース番組や新聞でオーストラリアの事が話題に上がる事はほとんどありませんが、さすがにこの時ばかりは報道されてましたね。
反対にオーストラリア国内でも安倍首相来豪がニュースとなり、また在豪邦人にとっても(普段放っておかれがち?な南半球に)「首相が来る」という事は嬉しいニュースで、二国間の関係向上を期待します。

安倍首相は滞在中、首都キャンベラの連邦議会の議員総会でスピーチされたり、西オーストラリア州の鉄鉱石産出地を視察されましたが、今回の訪問のメインは日豪EPA(経済連携協定)への署名・締結でした。

EPAとは、外務省のHPによると『主に二国間で,貿易や投資の自由化・円滑化を進め,幅広い経済関係の強化を目指す協定』という意味です。

ご存知の通り、日本はこれまでASEAN諸国を中心に11の国・地域とEPAを締結していますが、二国間のEPAとしてはオーストラリアは最大の貿易相手国です。
関税が引き下げられるので、おのずと双方とも期待(あわせて不安・懸念)が高まります。
そんな中で最も注目されるモノの取引ですが、オーストラリアにとっては牛肉を中心とした農産品の輸出です。(ちなみに鉱物などの資源は既に日本の関税はゼロに等しく、特段今回のEPAではメリットは無いので、「今後も安定して供給しますよ」という条文が盛り込まれました。)

牛肉はアメリカとの関税率の兼ね合いもあったり、自国の農家保護も懸念する声もありますが、個人的には、牛肉に限らず全般的にオーストラリアの農産物はお勧めです。
オーガニック先進国ですので安心・安全はもちろんですが、味も美味しいんですよね。
特にお勧めしたいのはラム肉(子羊)です。日本では羊というと一般的に大人の羊肉(マトン)で、臭みと硬さが嫌われていますが、本当のラム肉(子羊)は臭みがまったく無く、脂がのってとってもジューシー。
オーストラリアといえばオージービーフのイメージですが、こちらでは硬い赤身が好まれるので、霜降り好きな日本人には、ラムの方が好みに合うはずです。
私も友人や家族がオーストラリアに遊びにきた際には、バーベキューなどで必ずラム肉を食べさせますが、その美味しさに皆かなり驚きます。日本でオーストラリア産のラムチョップ(骨付き肉)を見かけたら、ぜひ一度トライする事をお勧めします。軽く塩コショウを降り、バーベキューで焼くだけ。あまり焼き過ぎず、ミディアムレアくらいがベスト。オーストラリア産赤ワインと共にどうぞ!(あ、ちなみにオーストラリアワインも日本の関税が無税になります。)

話しがそれましたが、反対に日本にとってのEPA目玉品目は、対オーストラリア輸出額の半分を占める自動車です。
現在は5%の自動車関税が、3年後には撤廃されます。
オーストラリアでは日本車のシェアは約30%を誇る人気で、国別の輸出額もアメリカに次ぐ2番目の国です。関税が撤廃されると、日本のメーカーだけでなくオーストラリアの消費者にもメリットが期待できますが、人件費をはじめインフレが続くオーストラリアにおいて、関税撤廃分がどこまで価格に還元されるかはイマイチ微妙な気がします。攻勢の激しい韓国車の追随を許さない為にも、(我々が日本車を安く買える為にも)日本のメーカーには価格ダウンを頑張ってもらいたいものです。※韓国は既にオーストラリアとは関税撤廃となるFTAを妥結しており、自動車・家電の普及が進んでいます。家電においては完全に日本勢はシェアを持ってかれていますね。

ともあれEPAによる効果は貿易面だけでなく、企業・投資家の競争力確保や規制緩和、人的交流やサービス輸出入の活動活発化など幅広い条項を結んでいます。
今後、日豪双方において貿易、投資で新たなビジネスチャンスが創出される事が期待できます。
そのチャンスを逃さず、何が出来るのか?引き続き考えていきたいと思います。
| CEO桐山のお勧めの記事 | 22:01 | comments(0) | - | - |