2014.09.08 Monday
梅川会計事務所マーケティングマネージャー相馬浩基さんの記事「 店舗経営の皆様へ」
お早うございます。
梅川会計事務所マーケティングマネージャーの相馬です。
もし、あなたがお店を構える商売をしているのであれば、
今日のお話からちょっとした ヒントを得られるかもしれません。
先週、梅川先生と中華料理店にご飯を食べに行った時のこと、、、
その中華料理店に行くのは初めてで、そこは北千住の駅から歩いて
4〜5分にある、ビルの6階にありました。
メニューも見ずにふらっとお店に入ってみたんですが、白を基調とした
落ち着いた雰囲気で、見るからに値段が高そうです(笑)
「これは料理が期待できそうですね〜」
なんて言いながら、案内された場所に着席。
テーブルの上のメニュ−を見ると、やっぱりそこそこ高い。
・冷やし中華 2100円
・茶わん蒸し 1600円
・杏仁豆腐 860円
(たまにだったらいいでしょ!)
と、いうことで
僕と梅川先生は悩んだ末、 同じコース料理を注文しました。
運ばれてきた料理は思ったよりも品数が多くてしかも、美味しい!
「これだったら価値がありますよね!?」
そんな感じで、楽しく食事をしながら仕事の打ち合わせをしていました。
実は、僕も梅川先生もビールが大好きです。当然、食事と一緒に
ビールを注文したんですが、
その日は、ある変わったキャンペーン(イベント)?が開催中でした。
それは、スクラッチカードを削り、
【アタリがでたらビールをもう一杯無料サービス!】
というもの。
梅川先生:「こんなの、簡単に当たるわけないよね〜(笑)」
僕:「ですよね〜(笑)」
ガリガリ、ガリガリ、、
テーブルの上で、大の大人が子供のようにカードをコインで削っています(笑)
案の定、1杯目は僕も先生もハズレ。
あまり気にせずに、2杯目のビールを頼んだ時に事件は起こりました、、、
僕:「先生、またハズレました(泣)」
梅川先生:ガリガリ、ガリガリ、「・・・ん? 当たった!!」
日ごろの行いの差でしょうか?
先生だけビール一杯無料券が当たりました!
先生、嬉しそう(笑)
こんなちょっとしたことでも、 ワクワクできるんですよね。
(ちなみに、お客さんを楽しませるためにイベントや催し物を開催するのは
とても良いアイディアですよ。)
先生は「無料でもう一杯」の権利を行使して、3杯目のビールを美味しそうに
飲んでいました。
・・・僕ですか?
実は、最近お酒が弱いこともあって、2杯目でやめておきました。
(といっても、僕もアタリが出れば絶対にお代わりしてましたけどね。)
突然ですが、クイズです。
あなただったら、このスクラッチカードを利用してさらなる利益を上げるために
どんなことを考えますか?
答えは、、
いろいろあるかもしれませんが、僕だったらこうします。
それは、100円引き券や、半額券を入れる
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
考えてみてください。
ビールの原価なんてたかが知れてますよね。
今回は小さめのグラスだったので、100円もしないでしょう。
一杯600円のビールを100円引きにしたとしても、
たとえ、半額にしたとしても、確実に利益は残ります。
もし、そんなチケットが当たったのであれば、
僕もお喜んで3杯目を頼んだでしょうし、
次回、その券を使うためにリピートするかもしれません。
いずれにしても、
ハズレはなしですよ・・・(笑)
確かにビール一杯に対する利益は減るかもしれませんが、
普段1〜2杯しか飲まないようなお客さんに3〜4杯飲んでもらったり、
次回来店するきっかけを作るには、とても良いやり方だと思いませんか?
〜理由〜
今回お伝えしたかったことは、「スクラッチカードをやりましょう!」
と、いうことではありません。
それよりももっと大事なビジネスの原理原則です。
それは「理由」。
最近のチラシや広告を見ていると新規のお客さんを呼ぶために
「割引」をすることが当たり前になっていますよね。
でも、そんな広告は世の中にありふれていて、お客さんは
慣れっこになっています。
結果、なかなか動いてくれません。
その原因が「理由」です。
理由がないのです。
今回であれば、たとえ100円引きであったとしても
「くじ引きで当たったから!」
という理由(お祭り気分)で注文したくなる可能性は高くなります。
これが、スクラッチカードではなく、ただの100円引きだったとしたら、
お客さんには何の感動もないですし、
「たった100円か〜」って、なりがちですよね?
例えば「訳ありせんべい」をご存知でしょうか。
あれは、味はそのままですが割れて売り物にならなくなった
せんべいを、お手頃価格で販売します!
という「理由」で売られています。
そして、その実結構なお値段ですが、普通のせんべいよりも売れています。
(ところで、あれは普通のせんべいをわざわざ割ってから売っているって
知っていましたか?)
『助けてください! 店長が間違えて、カニを大量に仕入れすぎたので処分価格で販
売します!』
という理由。
(通販で良くある手法ですが、実際は他店とそんなに値段は変わりません。
それでも良く売れています。)
これらは「理由」を上手に使って利益を上げている例です。
これを見てどう思いましたか?
せんべい20%OFF、カニが安いよ!
と言われるよりも、目を引かれませんか?
このように、
人は理由があるものには目を引かれやすいものです。
そして、その理由が納得できるものであれば、同じ値段の他社商品よりも
あなたのお店を選ぶことでしょう。
更に、その「理由」は作ることも出来るのです。
あなたの商品が選ばれる理由は?
そう、今よりも売り上げをあげたいのであれば、
お客さんが買うべき理由を用意して、それを伝えること
5個でも10個でも良いので理由を用意することです。
・クジで当たったから
・3周年記念だから
・閉店するから
・店長の誕生日だから
・今日だけしか食べれないから
・税金を払いたくないから
いろんな理由でお客さんを振り向かせましょう!
そうすれば、たとえ同じような商品を売っていたとしても、
あなたのお店が選ばれる確率はグンと上がります。
この理由を考えたり、お客さんに伝えるのにお金はかかりません。
早く始めたもの勝ちです。
そして、これは今すぐにでも始めることができます。
あなたはどうしますか?
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梅川会計事務所マーケティングマネージャーの相馬です。
もし、あなたがお店を構える商売をしているのであれば、
今日のお話からちょっとした ヒントを得られるかもしれません。
先週、梅川先生と中華料理店にご飯を食べに行った時のこと、、、
その中華料理店に行くのは初めてで、そこは北千住の駅から歩いて
4〜5分にある、ビルの6階にありました。
メニューも見ずにふらっとお店に入ってみたんですが、
落ち着いた雰囲気で、見るからに値段が高そうです(笑)
「これは料理が期待できそうですね〜」
なんて言いながら、案内された場所に着席。
テーブルの上のメニュ−を見ると、やっぱりそこそこ高い。
・冷やし中華 2100円
・茶わん蒸し 1600円
・杏仁豆腐 860円
(たまにだったらいいでしょ!)
と、いうことで
僕と梅川先生は悩んだ末、 同じコース料理を注文しました。
運ばれてきた料理は思ったよりも品数が多くてしかも、美味しい!
「これだったら価値がありますよね!?」
そんな感じで、
実は、僕も梅川先生もビールが大好きです。当然、食事と一緒に
ビールを注文したんですが、
その日は、ある変わったキャンペーン(イベント)?
それは、スクラッチカードを削り、
【アタリがでたらビールをもう一杯無料サービス!】
というもの。
梅川先生:「こんなの、簡単に当たるわけないよね〜(笑)」
僕:「ですよね〜(笑)」
ガリガリ、ガリガリ、、
テーブルの上で、
案の定、1杯目は僕も先生もハズレ。
あまり気にせずに、
僕:「先生、またハズレました(泣)」
梅川先生:ガリガリ、ガリガリ、「・・・ん? 当たった!!」
日ごろの行いの差でしょうか?
先生だけビール一杯無料券が当たりました!
先生、嬉しそう(笑)
こんなちょっとしたことでも、 ワクワクできるんですよね。
(ちなみに、
とても良いアイディアですよ。)
先生は「無料でもう一杯」の権利を行使して、
飲んでいました。
・・・僕ですか?
実は、最近お酒が弱いこともあって、2杯目でやめておきました。
(といっても、
突然ですが、クイズです。
あなただったら、
どんなことを考えますか?
答えは、、
いろいろあるかもしれませんが、僕だったらこうします。
それは、100円引き券や、半額券を入れる
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
考えてみてください。
ビールの原価なんてたかが知れてますよね。
今回は小さめのグラスだったので、100円もしないでしょう。
一杯600円のビールを100円引きにしたとしても、
たとえ、半額にしたとしても、確実に利益は残ります。
もし、そんなチケットが当たったのであれば、
僕もお喜んで3杯目を頼んだでしょうし、
次回、その券を使うためにリピートするかもしれません。
いずれにしても、
ハズレはなしですよ・・・(笑)
確かにビール一杯に対する利益は減るかもしれませんが、
普段1〜2杯しか飲まないようなお客さんに3〜
次回来店するきっかけを作るには、
〜理由〜
今回お伝えしたかったことは、「
と、いうことではありません。
それよりももっと大事なビジネスの原理原則です。
それは「理由」。
最近のチラシや広告を見ていると新規のお客さんを呼ぶために
「割引」をすることが当たり前になっていますよね。
でも、そんな広告は世の中にありふれていて、お客さんは
慣れっこになっています。
結果、なかなか動いてくれません。
その原因が「理由」です。
理由がないのです。
今回であれば、たとえ100円引きであったとしても
「くじ引きで当たったから!」
という理由(お祭り気分)
これが、スクラッチカードではなく、
お客さんには何の感動もないですし、
「たった100円か〜」って、なりがちですよね?
例えば「訳ありせんべい」をご存知でしょうか。
あれは、味はそのままですが割れて売り物にならなくなった
せんべいを、お手頃価格で販売します!
という「理由」で売られています。
そして、その実結構なお値段ですが、
(ところで、
知っていましたか?)
『助けてください! 店長が間違えて、カニを大量に仕入れすぎたので処分価格で販
売します!』
という理由。
(通販で良くある手法ですが、
それでも良く売れています。)
これらは「理由」を上手に使って利益を上げている例です。
これを見てどう思いましたか?
せんべい20%OFF、カニが安いよ!
と言われるよりも、目を引かれませんか?
このように、
人は理由があるものには目を引かれやすいものです。
そして、その理由が納得できるものであれば、
あなたのお店を選ぶことでしょう。
更に、その「理由」は作ることも出来るのです。
あなたの商品が選ばれる理由は?
そう、今よりも売り上げをあげたいのであれば、
お客さんが買うべき理由を用意して、それを伝えること
5個でも10個でも良いので理由を用意することです。
・クジで当たったから
・3周年記念だから
・閉店するから
・店長の誕生日だから
・今日だけしか食べれないから
・税金を払いたくないから
いろんな理由でお客さんを振り向かせましょう!
そうすれば、たとえ同じような商品を売っていたとしても、
あなたのお店が選ばれる確率はグンと上がります。
この理由を考えたり、お客さんに伝えるのにお金はかかりません。
早く始めたもの勝ちです。
そして、これは今すぐにでも始めることができます。
あなたはどうしますか?
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